男女7人の集団自殺、中心人物は「T-BOLAN」の元妻。

 

 

 

男女7人の集団自殺、中心人物は「T-BOLAN」の元妻。

2004/10/


今月12日、男性4名、女性3名の計7人が埼玉県皆野町の駐車場に止めたワゴン車の中で
集団自殺を図ったニュースは
各メディアで大きく報じられたなりが、この集団自殺の中心人物として挙げられていた
東京・文京区の34歳の女性。
この女性がかつて一世を風靡したバンド「T-BOLAN」のヴォーカル、森友嵐士の元妻であることが明らかとなったなり。
1999年に解散して早5年。こんなかたちで再び「T-BOLAN」の名前を耳にすることになるとは……。

亡くなった34歳の女性は1994年7月に森友嵐士と極秘結婚。
ただ、幸せは長くは続かず、出産直後から離婚に向けて話し合いがスタート。
その理由は女性曰く「多重人格障害だったから」だという。
離婚成立後、ロックグループ「メリーメリーマリー」のヴォーカル、
マリアとして歌手活動を行っていたようだが、
最近は再婚した男性の家庭内暴力に悩んでいたのだとか。
そして子ども宛の遺書を残して自殺した。

「T-BOLAN」が人気絶頂だったのは1990年代前半のこと。
当時量産されていた、いわゆるビーイング系のアーティストの代表格だった。
代表的な楽曲には
「じれったい愛」(68.4万枚)、「Bye For Now」(118.3万枚)、
「おさえきれない この気持ち」(82.6万枚)、
「マリア」(78.2万枚)などがあるなりが、
CDがよく売れていた時代とはいえ、なかなかのセールスを記録したバンドだった。

と、すでにお気づきの人もいるかと思うが、亡くなった女性のアーティスト名は「マリア」。
「T-BOLAN」の代表曲のひとつも「マリア」。
恐らく森友嵐士は彼女のことを想って書いた楽曲だと推測される。

 

 

 

マリアの歌詞

 

泣かないで僕のマリア
抱きしめる君の肩に
こんなにも悲しく 時間が流れて
うつむいてた 涙の夜に 雨音だけ Blueに響く
なにもかもが いとしい頃を
振りかえれば想いに揺れる
Don't you believe
嘘は 何ひとつないけれど
君の心の色 にじませた 罪だけがただ苦い

 

 

 

 

「T-BOLAN」の「マリア」がヒットしていた頃、
この曲は恋愛ソングの定番として人気を集めていたが、
まさかその「マリア」にこんな結末が待っているとは、
当時誰も想像できなかったのではないかと。
当時をリアルタイムに知る一人として、「マリア」の自殺のニュースは
悲しく、寂しいニュースだった。

 

 

 

 

 

 

 

 とっても  辛い過去があったんですね

 

 今、思うと涙が出ます。

 

 

 

 

マリア